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防水・止水

防潮堤内の既設ハンドホールを耐水化せよ!

Before 施工前

津波対策の防潮堤内に設置されたハンドホールには、防水処理されていない樹脂製可とう管が使われており、劣化も見られます。電気設備の強靭化を目的に、このハンドホールを耐水化したい。

What 使用商品と技術

アクアストップ2100と難燃モルタルで新設仮設問わず管路止水をしました。 管路口サイズに合わせて仕様に合わせた容量・施工手順で止水処理を行いました。

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After 施工後

鋼管・樹脂製の可とう管路どちらにも対応可能なアクアストップ2100を使い、難燃モルタルで標準施工を行った結果、管路口に0.049MPa(0.5気圧)の耐水性を確保できました。管路口などを清掃しながら施工することで、既設ハンドホールの耐水性向上にもつながり、高く評価されました。

How 解決法

既設ハンドホールのケーブル間や管路内部を清掃し、流水下でも使える硬化しない高分子水膨潤樹脂「アクアストップ2100」を専用注入器で、管路口から15cm奥のケーブル隙間に充填します。さらに、粗い砂目の専用モルタルで封止することで、ケーブルのズレ防止と難燃性を兼ね備えた防水施工が可能です。このモルタルは将来の増設や撤去時にも竹べらなどで簡単に取り除けます。