防水・止水

ハンドホールを耐水化せよ!

Before 施工前

地下水位が高いエリアでは、ハンドホールに水が流入し、点検のたびにポンプで排水する必要がありました。防水鉄蓋を使用していても、継ぎ目や嵩上げ部から水が入るため、十分な防水効果が得られず、対策が求められていました。

What 使用商品と技術

「防水型ハンドホールシステム DDH-Sタイプ」は、水膨潤型樹脂「アクアストップ2100」と専用中蓋を使い、ハンドホールの浸水リスク箇所(①鉄蓋の隙間およびリングとハンドホール接合部 ②ハンドホール継ぎ目部 ③接続管路口 ④管路とハンドホールの接合部周辺)をまとめて耐水化するシステムです。新設・既設どちらにも対応できます(※完全防水ではありません)。

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After 施工後

JECA FAIR 2017 製品コンクールで受賞歴のある「防水型ハンドホールシステム DDH-Sタイプ」を導入したことで、ハンドホールの耐水化を実現しました。台風シーズン前に設置し、台風通過後の点検でも水没が確認されず、点検時の排水作業が不要になりました。

How 解決法

ハンドホール設置から鉄蓋設置までの期間でも、専用の内蓋によって浸水を防ぐことができます。内蓋と外蓋の間に入った水は、排水経路を通じて外部に流れ出る仕組みです。継ぎ目部のずれには専用保持金具で対応し、施工の品質を安定させています。既設のハンドホールには、路盤の開削が必要ですが、内部からの補修・止水も可能で、現場の状況に応じて当社スタッフが対応いたします。