その他
地中埋設配管類同士を他工事の掘削工事から守れ!
電気・ガス・水道など、多様な管路が地中で複層的に埋設されているインフラ設備では、他工事による掘削時の損傷リスクが常に存在します。従来は上面を樹脂板や鉄板で覆う方法が一般的でしたが、斜め・横方向からのダメージには対応しきれず、また埋め戻し時の転圧不良による土砂の陥没リスクも課題でした。
埋設物防護材
※中密度特殊配合リサイクル樹脂製
※構成:天板1枚+側板2枚+連結材1本(1セット 19kg)
当社が開発した樹脂製防護材は、天板・側板・連結材の3部品から構成され、側面・上面の両方を保護可能。設置時に側板を先行してから土砂を転圧、その後に天板を設置することで陥没リスクを解消しました。つるはしや掘削機による衝撃に対しても柔軟に対応できる低密度樹脂を採用し、ガス会社様の標準仕様にも採用される製品となりました。
開発にあたっては、つるはし試験・曲げ試験などの耐久試験を実施。寒冷地では高密度樹脂では割れが発生、中密度では強度不足という課題があり、最終的に低密度ブレンドで最適なバランスを実現しました。設置は側板を先に埋設し、土砂を十分に転圧後、天板と連結材を取り付ける手順とすることで、強度・耐久性・施工性を兼ね備えた防護が可能となりました。
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